尼崎運河〇〇クラブとは?
「尼崎運河〇〇(まるまる)クラブ」は、学識経験者(水質浄化や海藻の専門家など)、大学・学校関係者、市民団体、NPO法人、兵庫県・尼崎市などで構成された団体であり、尼崎運河を中心により良い未来に向けて、いろいろなチャレンジをしています。
この〇〇には、「学ぶ」や「水上さんぽ」など様々な言葉が入って、活動やつながりが広がっていくようにという思いが込められています。
参加はいつでも誰でも自由。
「面白そう!やってみたい!」と思ったことはみんなと挑戦できる、とてもオープンな団体です!
日本最先端!“生物の力を利用した”水質浄化施設!?
尼崎運河は、尼崎南部の工業地帯にあって、水上運輸に使われている《今では珍しい》現役の運河です。
しかし、外界との水の交換がほとんどないために、自然の浄化作用が働きません。
そこで、平成24年度にある特殊な水質浄化施設が造られました。
それは、二枚貝や藻などの生物の力を使って運河の水を浄化するという仕組み。
その仕組みを、簡単にご説明します!
水質浄化施設は、長さ35m、幅10m。
まず、運河の水をポンプで汲み上げます。
汲み上げた先には二枚貝(コウロエンカワヒバリガイ)が成長し、水の濁りの原因となっている植物プランクトンを食べて浄化します。
そして濁りを除去された水は水路へと流れて行きます。
そこでは自然繁殖した藻類が、水中の豊富な栄養塩を取り込み、光合成によって酸素を供給します。
このように、この水質浄化施設は生物の力を借りて
- 水の濁りを除去
- 水中の豊富な栄養塩を回収
- 酸素を供給
といった機能を果たしているのです!
さらに、死んだ貝類や藻類は私たちが回収し、堆肥にしています。
その堆肥を利用し育った植物や野菜をみんなで調理して食べることで、命が循環し、より良い環境へのサイクルが生まれています!
水路を通って浄化された水は、最後に干潟に流れ込みます。
干潟ではちちぶやめだかといった生物が生息し、育てたヨシの影は野鳥の隠れ場にもなっています。
また、この水質浄化施設は水質改善だけでなく、様々な生物を観察したりその働きを学ぶことができるため、地元の学生たちの環境学習の場としても活躍しています。
私たち尼崎運河〇〇クラブは、この水質浄化施設の管理・掃除を始め、隣接する「北堀キャナルベース」の利用とともに”運河まちづくり”の拠点として、今度も様々な楽しい活動を行なっていきます。
いつでもwelcome! 月に一度の「オープンキャナルデー」
私たちの取り組みの一つとして、
毎月第4日曜日に北堀キャナルベースを一般開放し活動をする「オープンキャナルデー」があります。
浄化施設の掃除をしたり、美味しいものをみんなで食べたり、楽しい時間を過ごしてます。
気軽に立ち寄ってみてくださいね!
これまでの活動内容や、今後のイベント情報は、こちらのホームページやインスタグラム、フェイスブックなどに掲載しています。ぜひ覗いてみてください!
『21世紀の尼崎運河再生プロジェクト』
このプロジェクトは、自然と人と産業との良好な共生関係による持続的発展が可能な21世紀の環境先進都市の創造をめざすことを目的とし、運河や河川を活用した活性化や、市民が水辺に近づける憩いの空間の提供、イベント等を通した企業と市民の良好なコミュニケーションスタイルの形成を図ります。